投資用語

ROEとは?会社の利益力を見るための指標の意味と計算方法

・会社の利益力が分かります

簡単に言うと

ROEとは

企業の純利益を自己資本で割ったもの。
= 会社が自分のお金でどれだけ利益を出せるか。

つまり、

会社がどれだけ「効率的に稼いでいるか」を見るための数字

詳しく書くと

ROE(自己資本利益率)は「Return On Equity」の略です
計算式は$$ ROE = \frac{純利益(円)}{自己資本(円)} × 100 $$

ある会社の売上が1000円で、費用や税金が200円だとします。
この会社の純利益は、
純利益 = 売上 – (費用 or 税金) = 1000 – 200 = 800円
となります。

そして、この会社が資産が1500円で、借金が500円だとします。

この会社の自己資本は、
自己資本 = 資産 – 借金 = 1500 – 500 = 1000円
となります。

したがって、この会社のROEは、
$$ ROE = \frac{純利益​(円)}{自己資本(円)} × 100 = \frac{800円}{1000円}​ × 100=0.8 × 100 = 80 $$
となります。

これは、会社が自分のお金で100円投資すると、80円の利益を得られるということを意味します。

ティミー
ティミー

80%の利益ですね。これはあくまで例であり、現実的な平均値は大体10%程度です

一言でまとめると

ROEって単語を聞くと会社の「利益力」をチェックできるんだなと覚えてください。

※本サイトでは、情報を大まかに理解することを目指しており、細部の正確さは保証されていません。詳細で正確な情報が必要な場合は、別の情報源をご参照ください。

ABOUT ME
ティミー
♦仕事:大手メーカー(生産技術) ♦副業:ブログ(2024年2月から開始) 今年の投資ブームを受けて、今まで培ってきた高配当株投資の知識をアウトプットしつつ皆と共有したいと思いブログ開設。将来に備えて、配当収入での不労所得を目指しています。