投資用語

BPSとは何か?企業の安定性に大切な指標について分かりやすく解説

・会社のお財布事情が分かります

簡単に言うと

BPSとは
 
 企業が持っている資産の価値を株式の数で割ったもの。
= 会社が全部売れたら、1株につきいくらもらえるか。

つまり、
 
 会社がどれだけ「しっかりしているか」を見るための数字

詳しく書くと

BPS(1株当たりの純資産)は「Book-value Per Share」の略です
計算式は $$ BPS=\frac{会社の純資産}{株式数} $$
※純資産(借金も含めた会社が持っている全ての財産)
 = 総資産(会社が持っている全ての財産) – 負債(借金)です

ある会社が1000円のお金と物を持っていて、借金が300円あるとします。
この会社が全部売って借金を返したら、1000 – 300 = 700円の純資産が残りますよね。
そして、この会社が100株の株を持っているとしたら、1株当たりの純資産(BPS)は、
$$ BPS=\frac{会社の純資産}{株式数}=\frac{700円}{100株}=7円 $$
となります。

つまり、
BPSが高い → 会社の純資産が多く、借金が少ない
BPSが低い → 会社の純資産が少なく、借金が多い

★ただし、一概にこれは言えずBPSが低くても株式発行数が少ないだけで、全然良い会社やんけ!ということもあるので注意が必要です。

一言でまとめると

BPSって単語を聞くと会社の「お財布」の中身をチェックできるんだなぁと覚えてください。

※本サイトでは、情報を大まかに理解することを目指しており、細部の正確さは保証されていません。詳細で正確な情報が必要な場合は、別の情報源をご参照ください。

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ティミー
♦仕事:大手メーカー(生産技術) ♦副業:ブログ(2024年2月から開始) 今年の投資ブームを受けて、今まで培ってきた高配当株投資の知識をアウトプットしつつ皆と共有したいと思いブログ開設。将来に備えて、配当収入での不労所得を目指しています。